実践事例

小学校6年 算数児童1人1台の活用 1人1台 × SKYMENU Cloud

定着状況の把握、思考の可視化のための活用

単元名:文字と式(文字を使って量や関係を式に表そう)

前津 哲亮 教諭

沖縄県西原町立西原東小学校

本時のねらい

  • 式を見て、その式が何を表しているか考える

授業の実際

「しゅんやさんが、やお屋に行きました。にんじんが1本x円、トマトが1個50円、だいこんが1本120円でした。次の式は何を表していますか」という問題を提示し、既習事項やイラスト等を参考にしながら、まずはx+50の式が何を表しているのかを確認する。その後、x×7、x×5+120、x×4+50×4などの式を提示し、自力解決やグループでの話し合いをしながら文字は何を表し、数字は何を表すのかを考え、式の表していることを明確にしていった。まとめを行った後に、発展問題として、当日のチラシをもとにタブレットを活用した問題に取り組み、学習内容の理解を深めることができた。

SKYMENU Cloud活用のポイント (効果と児童生徒の反応)

1発展問題を配付し、学習内容の理解を深める

発表ノート、画面一覧

発展問題として、チラシを配付。そのチラシの内容から作成した問題を[発表ノート]で[配付]し、「128×2+208×x」の式が表す意味を考えた。式の下に予め画面タッチで移動できる選択肢を準備しておき、児童がチラシを見ながら、どの数字が何を表すのかを考えることができた。次にチラシから実際に式を作る活動を行い、[画面一覧]機能を通して児童の作った問題を共有した。そして、その中から他の児童に式の意味を考えさせる活動等を通して、学習内容の理解を深めることができた。最後にMicrosoft Formsを使って今日の学習の振り返りを共有した。

こんな場面でも使える!実践を振り返って

『SKYMENU Cloud』の[画面一覧]機能を使うことにより、思考できている子、迷っている子をリアルタイムで把握できるため、効率よく机間指導を行うことができる。また、発表の苦手な子の考えを全体で共有し、「○○さんはどんな考えかな?」と学びを繋げ、全員が参加できる授業を行うことで、一人ひとりのやる気に火を点けることが出来るのも実践を通して感じることができた『SKYMENU Cloud』の良さである。全体共有ができるアプリケーションは他にもあるが、教師や児童が手軽に使うことができるという点で『SKYMENU Cloud』は優れており、端末の日常的な活用に繋げることができると実感している。

(2021年10月掲載)

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